- スプーンの表層ただ巻き
- ルアーのローテーション
上記はエリアトラウト初心者が覚えるべき、最初のステップです。
まず、エリアトラウト初心者に必用なのは、軽量スプーンでトラウトを釣る技術。
的確にスプーンをキャストし、後はただ巻きで水面をゆっくり引いてくるだけ。
管理釣り場において、最も基本的な動作になります。
人気のコスパ最強モデル4選
エリアトラウトロッドの選び方
管理釣り場では、様々なタイプのトラウトロッドを使い分けます。
使い分ける基準は、次の2通りです。
- 狙う魚のサイズ
- ルアーの重さ
トラウトのサイズで選ぶ
キャスティングでトラウトを狙う場合、トラウトロッドはパワーランクが決まっています。
上から順に『H・MH・M・ML・L・UL・XUL』の順でロッドの硬さが表記されていて、エリアトラウトで使用するのは、L・UL・XULあたり。
上から順に硬いモデル
- L(ライト)
- UL(ウルトラライト)
- XUL(エクストラライト)
H・MH・M・MLは、源流トラウトモデルとなっていて、シーバスロッドに近い構造となっています。
ルアーの重さで選ぶ
トラウトロッドに表記されているルアーウエイトを参考にしながら選んでいきましょう。
1g以下の超軽量ルアーを使用したい場合は、XULがオススメです。
1~3gであればSUL、3~5gであればULモデルが使いやすいでしょう。
- 1g以下・・・XUL
- 1~3g・・・SUL
- 3~5g・・・UL
- 5g以上・・・L
また、ロッドの硬さによって、ロッドの振り抜きやすさが変わってきます。
ロッドが柔らかいほど、強く振らなくもルアーが飛んでいきます。
初心者であれば、UL(ウルトラライト)かXUL(エクストラライト)から始めてみましょう。
ロッドの長さで選ぶ
- 狙う魚のサイズ
- 管理釣り場のサイズ
の2点からロッドを選んでみましょう。
エリアトラウトでは、5.5~6.0ftくらいのロッドを使用するのが一般的。
エリアトラウトでは、片手でキャスティングをするのが基本なので、軽くて短いものを使用します。
基本的には、狙う魚のサイズが大きくなれば、長めのロッドを使用しましょう。
逆に、50cm~60cmのような大型トラウトがターゲットの場合は、6.0ft以上のロッドを使用します。
また、大きめの管理釣り場でロングキャストが必要な場合でも、6.0ft以上のロッドを使用することもあります。
1万円以下で購入できる管釣りロッド
安いエリアトラウトロッドは、すぐに壊れたりしないか不安かもしれません。
ですが、トラウト専用ロッドが壊れることはほとんどありません。
大切なのは、使用するスプーンの重さに対して、適切なトラウトロッドを使い分けること。
3gまでしか背負えないロッドに対して、5gのルアーを投げてしまうなど。
このような基本的なマナーさえ守っていれば、1万円以下のロッドでも壊れることはありません。
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トラウトライズ60SUL
トラウトライズは、コストパフォーマンスに優れたエントリー向けのトラウトロッド。
6フィートの「XUL」モデルから、6フィート6インチ、「UL」のパワーモデルまで、全6機種がラインナップされています。
1万円弱で購入できる低コストなロッドですが、基本性能は管理釣り場で十分楽しめるほどのコスパ抜群のエリアロッドです。
- 全長:1.83cm
- 自重:77g
- ルアー:0.6-6g
- ナイロン:1.5-4.0lb
トラウトX 56XUL
ダイワから販売されている、管理釣り場で活躍するトラウトロッドのエントリーモデル。
ショートレングス、レギュラーレングスの2種がラインナップされ、ご自身のフィールドに合せて選ぶことができます。
1万円弱の価格帯で販売されていますが、メタルパーツでかっこよく仕上げてあるので、安価なロッドにありがちなチープさを感じません。
- 全長:1.68m
- 継数:2本
- 仕舞:87cm
- 自重:76g
- ルアー:0.8-4g
- ライン:1.5-4lb
1万円台のエリアトラウトロッド
ここで紹介するのは、1万円の価格帯で購入できるエリアトラウトロッドです。
どれも、実売価格1.5万円程度でありながら、スペックも充実したコスパモデルです。
「トラウトロッドに高額な予算は掛けられない」という方にピッタリのシリーズです。
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トラウトワンAS S66SUL-F
クラスを超えたコストパフォーマンスの高い製品です。
ティップには中空構造のソフチューブトップを採用し、しなやかさと高感度を両立しています。
バッドパワーもしっかりあるため、不意の大物とのビッグファイトにも耐えられる強さを持っています。
1万円の価格帯を超えた作りこみの良さと、遠投性に優れたスタンダードなエリアトラウトロッドです。
- 全長:6.6ft
- 継数:2本
- 仕舞:93.9cm
- 自重:71g
- ルアー:0.5-4.5g
- ナイロン:1.5-4lb
- PEライン:0.2-0.6号
イプリミ60XUL
入門者~中級者まで愛用されているダイワの人気モデル。
スレたトラウトの繊細なバイトを乗せるようにフッキングしていくのが特徴です。
- 全長:1.88m
- 継数:2本
- 仕舞:94cm
- 自重:64g
- ルアー:0.6-3g
- ナイロン:1.5-3lb
ファインテールX FAX-632SUL
0.6-3.5gの超軽量スプーンを扱う、エリアトラウトで最もポピュラーなモデル。
エステルラインやPEラインとの組み合わせで、遠くのショートバイトも拾うことが可能です。
- 全長:6.3ft
- 継数:2本
- ルアー:0.6-3.5g
- ナイロン:1.5-4.0lb
- PEライン:0.15-0.3号
2万円台のエリアトラウトロッド
販売価格2万円台で購入できる、ミドルクスの管理釣り場に特化したトラウトロッド。
どのロッドの品質も非常に良く、スペックも高いのが魅力なコスパモデルです。
「本格的なエリアモデルが欲しい!」という方にオススメのラインナップです。
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カーディフAX S60SUL-FF
3万円弱と少し尻込みするような値段ですが、中位機種モデルとしてはかなりハイスペック。
硬すぎず柔らかすぎずの「SUL」モデルで、小型スプーンをメインに、ミノーやプラグなど様々なルアーに対応しています。
凍結トラブルも軽減してくれているので、冬場の管理釣り場での釣りにも最適です。
- 全長:6.0ft
- 継数:2本
- 仕舞:93.7cm
- 自重:66g
- ルアー:0.5-4.5g
- ナイロン:1.5-6lb
プレッソST62ML
実売価格2万円ほどで販売されている、ミドルクラスの管理釣り場専用ロッド。
クセが無いロッドなので、どんなルアーにも対応できるオールマイティさも感じさせてくれます。
中級者だけでなく、上級者でも満足して使用できる性能を秘めています。
管理釣りにおける基本性能を備えたベーシックモデルで、エリアトラウト中級者が使用するのに最適な1本と呼べるでしょう。
- 全長:1.88m
- 継数:2本
- 仕舞:97cm
- 自重:75g
- ルアー:0.8-5g
- ライン:2-5lb
Tコネクション60UL
TIMONから販売されているハイエンドモデルのエリアトラウトロッド。
ウルトラライトからミディアムまで準備されているので、使用するルアーの個性や重さに合わせることが可能。
さらに、流行りのエステルライン専用ロッドもあるので、使い方に応じた細かな選択ができるようになっています。