パッツン系のアジングロッドは、ティップだけが曲がる極端な先調子に仕上げられています。
ロッド全体に強い張りをもたせており、擦るようなバイトも感知する感度性が武器。
アングラーが積極的に掛けに行くスタイルで、5〜6操作性に優れた5〜6フィート製品が人気です。
また、アジングは旅行先などで釣りを楽しむこともできるので、分割式の2ピースロッドを選んでも面白いでしょう。
ロッドの質や価格帯も重要な要素なので、自分の予算に合ったものを選ぶことも忘れずに考慮しましょう。
オススメの使い方
パッツン系は、ティップの反発力を活かしたキャストに適しています。
また、ラインを通して伝わる振動をダイレクトに伝えるので、優れた感度を有しています。
よって、浅い漁港の常夜灯周りで浮いたアジを、アンダー1gのジグ単で攻める繊細な釣りに最適です。
アクションにメリハリを付けやすく、ジグ単を使った釣りには欠かせないロッドです。
向かない釣り方
パッツン系のアジングロッドはショートロッドが多いため、飛距離を武器に沖を回遊するアジを狙う釣りには適しません。
仕掛けが長くなるフロートを使ったアジングにも適していません。
反発力の強いティップを搭載しているのでバイトを弾きやすく、巻きの釣りでオートマチックなフッキングをさせるような釣りも苦手です。
また、適度にティップを曲げながらルアーを操作することが難しいため、スローな操作感度は高くありません。
アンダー1g以下のジグ単を使って初速の遅いアクションを加える釣りでは柔らかいロッドの方が適しています。