アジングに挑戦したいけど、最初の1本はどれがいいの?
シマノから販売されている、アジング初心者のために開発された製品。
1万円程の価格帯ですが、本格的なアジングロッドです。
シマノの中では下位機種ですが、スペックや機能に充実したモデル。
ブランクス全体がとても軽量なので、シビアな状況でもフィッシングを楽しめるものになっています。
スペックと搭載機能
- 全長:2.08m
- 継数:2本
- 仕舞:106cm
- 自重:61g
- ルアー:0.6-12g
- ナイロン:1.5-4lb
- PEライン:0.1-0.6号
主な搭載機能
- ハイレスポンスソリッド
- CI4+
- EVA
「CI4+」と「EVA」素材で、グリップ周りを徹底的に軽量化。
どちらも上位機種にも搭載されている機能で、初心者でも振り抜きやすいように工夫されています。
ティップには「ハイレスポンスソリッド」を搭載することで、高い感度を誇る掛け調子のロッドに仕上がっています。
初心者モデルのアジングロッドとしては、他のメーカーと比べても群を抜いています。
オススメの使い方
感度重視で仕上げられたロッドなので、1g以下のジグヘッドを使ったアジングにベストマッチします。
ソリッドティップを搭載していますが、適度な張りを持っているのも大きなポイント。
キャストもしやすく、感度を活かして掛けに行く、アジングらしいゲームを堪能できます。
また、10g前後の仕掛けもキャストできるため、沖を回遊するデカアジを狙うときにはキャロ仕掛けにバトンタッチするのもよいでしょう。
最近、流行しているショートロッドでないため、キャストからフッキング、ランディングと初心者でもスムーズに対処できるはずです。
実際のインプレッション
ティップの反発力を利用すれば軽量なジグヘッドも簡単に飛ばすことができました。
15㎝ほどのアジが相手だったのですが、感度が高いのでフォール中のアタリもガンガン掛けに行くことができます。
リールをセットした状態でのロッドバランスが良いので、肘にロッドのお尻を軽く当てるアジングらしい姿勢を簡単にキープできます。
途中で30㎝ほどの黒鯛も掛けたのですが、じっくりタメを効かせたファイトで浮かせることができました。
全く尖ったクセがないので使いやすさが強調された仕上がりになっています。
これからアジングを始める初心者に最適なロッドといえるでしょう。
アジングを楽しむためのオールラウンダーモデル。
- 全長:2.08m
- 継数:2本
- 仕舞:106cm
- 自重:61g
- ルアー:0.6-12g
- ナイロン:1.5-4lb
- PEライン:0.1-0.6号
1g前後の小型ジグヘッドから、5g程度のキャロライナリグやプラグにも使用できます。
その他のラインナップ
品番 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー | ナイロン | PEライン |
S54SUL-S | 5.4ft/1.63m | 2本 | 84cm | 48g | 0.3-6g | 1-3lb | 0.1-0.4号 |
S58UL-S | 5.8ft/1.73m | 2本 | 89cm | 53g | 0.4-8g | 1-3lb | 0.1-0.4号 |
S64UL-S | 6.4ft/1.93m | 2本 | 99cm | 59g | 0.5-12g | 1-4lb | 0.1-0.6号 |
S610L-S | 2.08m | 2本 | 106cm | 61g | 0.6-12g | 1.5-4lb | 0.1-0.6号 |
ソアレBBアジング S54SUL-S
軽量ジグヘッドに特化。
1g以下のジグ単で、堤防周りを丁寧に探る釣りを得意としたモデル。
ソアレBBアジング S58UL-S
曲がりながらも掛けにいける5.8ftモデル。
障害物の少ない漁港周りで、テンポよくキャスティングをしていくのがオススメ。
ソアレBBアジング S64UL-S
0.5g以下の超マイクロジグヘッドに対応。
常夜灯周りに集まる豆アジや、通常ではフッキングできないサイズの小型アジにオススメです。
ソアレBBアジング S610L-S
アジングを楽しむためのスタンダードモデル。
幅広いリグを扱うことのできる、6ft10inは秀逸の長さ。
ジグヘッド、スプリット、キャロライナなど、あらゆるアイテムに対応します。